正確な情報を伝える必要のあるWebライター。今回はWebライターに必要になってくる能力のひとつ、リサーチ力についてまとめてみました。
普段記事をする際は、大多数の方は書く記事のテーマについて調べることから始めるかと思います。けれどもリサーチに時間をかけすぎてなかなか記事を書きあげられない、という方もいるのではないでしょうか?
Webライティングは書けば書くほど成果が出る仕事です。より多くの記事を仕上げていくためには、リサーチを効率よく行なうことが大切となります。リサーチのコツを知って、Webライターとしてスキルアップを目指していきましょう!
Contents
リサーチのコツ
リサーチのコツはまず、検索エンジンや各情報サイトの特性をつかむことです。リサーチツールを使用するのも、大量の情報を効率的に手に入れるためには良い方法です。 まずはリサーチ力と効率的に記事を仕上げることの関係について見ていきましょう。
リサーチに時間をかける
Webライティングの理想は「リサーチ8割、執筆2割」と言われています。リサーチに時間をかけることによって、多くの情報をもとにした正確性のある記事を書けるようになるのです。
ここで注意したいのはリサーチをしながら記事を書くのではなく、リサーチを十分に行ってから記事を書くことが大事だということ。情報を探しながら記事を書いていては、記事の作成画面と情報を行ったり来たりする時間が無駄にすることもあります。
そしてリサーチをするほど関連キーワードや、キーワードに類似した情報について気づくことができるのです。これらを活用していくと記事の方向性もある程度決まります。
一気に書き上げる
リサーチをした後は記事の構成を考えていきます。まずは記事の方向性を決め、記事のキーワードや関連する情報を入れ込んで構成を考えましょう。記事の構成さえできてしまえばあとは関連した文章を書いていくだけなので、一気に書き上げてしまいます。
ひとつの見出しに300字ほどを目安に、見出しの内容に肉付けしていけばすぐに書きあげることができるはずです。そこで気をつけたいのが、各見出しごとのバランス。少なすぎる部分、逆に書きすぎている部分が無いように記事を組み上げていきましょう。
リサーチ力を身につけるメリット
Webライティングにおけるリサーチ作業の重要さについて触れてきましたが、実際リサーチ力が身に付くとどのようなメリットがあるかについて今度は見ていきましょう。
情報が的確になる
リサーチに時間をかけることのメリットは、まず情報が的確なものになることです。根拠となる情報が多ければ多いほど、記事に対する信憑性も上がっていきます。
また、官公庁や企業のデータが利用できれば最も信頼度の高い記事を作成することが可能です。根拠となりそうな情報を集めていくことが最初のステップとなります。
記事のクオリティが上がる
例えば一つのサイトをリライトしただけの記事は読者にどんな印象を与えるでしょうか。「結局あのサイトに書いてあることと同じ」だと思われてしまいます。
読者は同じキーワードで検索しているのですから、そのような印象を持たれてしまうのはNG。 それに対して、多くの情報が盛り込まれている方が読みごたえもあり、なにより根拠となる情報がたくさんある記事に対しての方が信頼性も感じてもらえます。
文章の構成をしやすくなる
情報を多く集めていくと、関連ワードが見えてきます。そうすると記事をどのように構成していったらいいか、方向性も固まるのがメリットです。
類似キーワードや一緒に検索されているキーワードなどを書きだして、記事の構成を考えてみましょう。大見出しをいくつか設定し、小見出しを付け加えていく形で構成がつくれたらあとはそこに文章を入れ込んでいくだけですので記事作成がぐっと楽になります。
あいまいな表現がなくなる
Webライティングの仕事をする上では、個人の意見や見解は体験談のような記事でない限り求められません。リサーチが不十分な状態で執筆を進めていくと、情報の根拠があいまいになってしまいます。
そのような記事では信頼度が高いとは言えません。リサーチをしっかりすることで自分の中の情報の引き出しが増え、根拠を持った表現をすることができます。
リサーチ力をアップさせる方法
リサーチのコツを掴むには以下のポイントを実践してみるとよいでしょう。
1.一般的な傾向をつかむ
2.便利なツールを使う
3.質問サイトで人が知りたいことを知る
4.専門的なサイトを利用する
次はこのポイントについて詳しく解説していきます。
ユーザーをイメージする
記事を執筆する際、読者に対してのイメージを持てていますか?どのような層を対象にしているか、どんな情報を求めているかの想定ができているかどうかで「何を伝えるべきか」という情報の取捨選択ができます。
どんな人が・どんな時に・どんな風に情報を求めてあなたの記事にアクセスするかイメージしてから執筆にとりかかりましょう!
ターゲットを理解するメリット
ただキーワードを並べただけの文章では結局何が言いたいのか、という落としどころがありません。
結論(ゴール)が決まらないとどのように記事を書いていったらいいのか分からなくなってしまいますよね。ターゲットを意識することで、おのずとゴールも定まるのです。
ターゲットの絞り方
まずは自分の執筆するテーマについて、検索して上位に出てくるページ三つに目を通してみます。 そうすることでどのような情報が求められているのかある程度把握できるでしょう。一緒に検索されている言葉が検索窓でサジェストされることもありますので、そちらも参考になります。
ゴールを想定する
何を伝えたいかが決まらなければ、全体的にあいまいなページになってしまいます。ターゲットを明確にしたら、今度は記事のゴールを決めましょう。
ゴールとはターゲットに対してメリットを提示することです。検索して記事にたどりついても想定していた内容と違ったり、自分に対してのメリットが提示されなかったりすると読者は離れてしまいます。
ターゲットが何を求めているのか、という視点からぶれないように気をつけながらターゲットに最後にメリットを提示しましょう。
キーワードで考える
読者が情報を調べる時、まずは自分の知りたいものについてキーワードを検索しますよね。
多くの人に記事を届けるためには、検索サイトで上位に表示される必要があるのです。どのようにキーワードを入れ込んでいくか、ということもWebライティングに必要な技術と言えます。
傾向を調べる
キーワードに対しての一般的な傾向を掴むと、どのような記事が好まれるのか(呼んでもらいやすいか)が分かるようになります。
この場合、まとめサイトなどを参考にするとよいでしょう。 しかしまとめサイトは信頼性が高くないので、記事の根拠として参照するのは危険です。あくまで参考に留めましょう。
ツールを使用する
色々な検索エンジンを利用するのは手間がかかります。そのような時は、主要な検索エンジンの検索結果をまとめて一覧で出してくれる便利なツールを利用しましょう。
ちえのわ! goodkeyword Ubersuggestは一緒に検索されているワードも教えてくれるので、構成を組む際に役立てましょう。共によく検索されているキーワードを盛り込むことで、検索に引っかかりやすくなることもメリットのひとつです。
質問サイトの活用
「yahoo知恵袋」「教えて!goo」などの質問サイトも参考になります。 世間の人がどんなことに対して興味を持っているのか、どんな情報を求めているのかを知るために使うとよいでしょう こちらも根拠として参照するには信頼性が高くないので、その点には注意してください。
信頼のおけるサイトで情報を集める
官公庁や具体的なデータを出しているサイトを情報源にすることで、記事の説得力をぐっと上げることができます。専門的な統計を取っているサイトもチェックしてみましょう。
このような情報発行元として信頼性の高いものを知っていると、リサーチをする際に必要な情報に早くたどりつくこともできます
〈情報源として使える主なサイト〉
リサーチ力はWEBライターのスキルをアップさせる
今回はリサーチ力とWEBライターのスキルに関して紹介していきました。質の良い記事を執筆するためには、リサーチ力は欠かせません。
他にもリサーチする際に気をつけるべきポイント、コツなどを紹介しましたがなにか気になる点、自身のスキルアップにつながりそうな情報は得られたでしょうか。
リサーチ力を身に着けるというのも一朝一夕ではなかなか身に着けられません。数多くの案件をこなしていくうちにスキルアップしていくものです。
ライターステーションには豊富な案件が揃っており、安定して仕事を受注することができます。さまざまな案件が揃っているので、リサーチ力を高めながら仕事をしていくことができるでしょう。
Webライターになるには
WEBライターに必要な「リサーチ力」について解説!