Webライターになるには

新しい職種として人気!UXライターを募集しています

GoogleやAmazon、DropboxやPaypal、YouTube、Appleといった大企業がこぞって募集をしているUXライターをご存知でしょうか? 数多くの企業が募集をしている、UXライターの特徴を詳しく紹介していきます。

UXライターとは?

「新しい職種」ではなく、「近年ニーズが一気に高まってきた職種」であるUXライター。仕事内容を簡単に紹介すると、「言葉を使ってユーザー体験を創る職業」です。 UXライターという名の通りライティングをするのはもちろんですが、単なるコピーライティングではなく「UX分析に基づいたライティング」を行うことが必要となるのです。

UXライターのUXは、「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」を略したもの。ユーザーが製品・サービスを通して得られる、体験のことです。 UXライターという職種に注目が集まる前は、パーツやハイパーリンクなどのUI(ユーザーインターフェース)のデザインや、ストレスをいかに少なくして離脱率を低下させるマイクロインタラクションの改善など、UXデザイナーが統括して行うことが通例でした。

しかし近年のUXの現状として、サービスや製品、テクノロジーかなり生活に溶け込んできているため、デザインと同時にUIを改善するためには「言葉」が重要であることに各企業が気付き始めたのです。

簡単な例を挙げると、例えばあなたがサインインに失敗したとします。その時に出てきたメッセージが「認証エラーが発生しました」だけだと、何に失敗したのかが分かりづらいですが、UXライターが改善を加えて「間違ったパスワードです」と表記を変えるだけで、サインインできなかった理由をすぐに理解することができます。

また専門用語や硬い言葉ばかりが並んでいると、そのサービスを継続して利用することをやめてしまうかもしれませんが、分かりやすくシンプルな言葉で案内されれば、ストレスなく使い続けていくことができますよね。

最近のアプリや家電などのインターフェースは画像でコントロールするGUI(グラフィックユーザーインターフェース)だけではなく、AppleのSiriやAmazonのAlexaを始めとしたVUI(ボイスユーザーインターフェース)が多く出回るようになりました。

今後のUXのニーズを考えると製品やサービス、テクノロジーの外観に関することだけでなく、ユーザーと「言葉」を接点にして体験を共有することが多く求められるようになっています。

UXライターとUXデザイナーとの違いは?

「UXライターはニーズがあって、UXデザイナーはニーズがない」という事ではありません。

かつては「WEBデザイナー募集」という文言が「UXデザイナー募集」に変わっている場面を多く見るようになっているほど、UXデザイナーのニーズも高くなっているのです。一体UXデザイナーはどのような仕事をするのでしょうか。

UXデザイナーはUXライターと同じようにUXチームの一員であり、UXライターが「言葉」で使いやすさや心地よさを演出していくのに対し、UXデザイナーは見た目はもちろん、画面や機能を使っていく中でユーザーが高い満足度を得て「使いやすい!」「心地よい!」と感じるものを創出していくポジションになります。

そのために顧客が求めているモノをWEBや直接聞き取りを行いながら、調査とテストを繰り返し行い、洗い出した問題点を改善していく仕事になります。 ですので従来のWEBデザイナーのようにコーディングをメインの仕事にするというよりは、様々な分野のエキスパートとコミュニケーションを取りながら、使い心地の良さを追求し、それを具体的な形にしていく仕事がUXデザイナーの仕事と言えます。

つまり、違いを簡単に言ってしまうと、UXライターもUXデザイナーも同じ「UXチーム」の一員として、顧客の満足度を高めていくことをミッションとしているのですが、ライターは「言葉」を、デザイナーは「見た目」や「機能」を改善していくポジションとなり、お互いチームの一員としてコミュニケーションを取りながらクオリティの高い製品に仕上げていくといった感じになります。

UXライターの仕事内容は?

UXライターの仕事内容は非常に幅広く、ライターという肩書通り、もちろんライティングを行うのですが、単なるコピーライティングを行うのではなく、UX分析に基づき、人がソフトウェアに接する際に閲覧するワードの構成を設計し、プロダクトとユーザーのコミュニケーションをデザインすることが主な仕事内容となります。

簡潔に言うと「もっと心地よく・もっと使いやすく・もっと楽しく」使えるように、「言葉」を改善していく事が仕事内容になります。

調査・分析

まずプロジェクトマネージャーやエンジニア、デザイナーを含めたUXチームでユーザーテストと調査・分析を行っていきます。 何が原因で使いにくさや心地悪さを感じてしまったのかを徹底的に洗い出し、その問題点を改善していく大事な作業となります。 UXライターはその中でサービスに使われている「言葉」をチェックし、ユーザー体験の妨げになっている言葉は無いか、改善できる部分はどこかを探していきます。

シナリオ

UX分析に基づいて、ユーザーがサービスを利用している場面をとことん想像したうえで、問題を解決できるライティングを行っていきます。ここでいう「ライティング」とは単なるコピーライティングではなく、UX分析に基づいた問題を解決し、心地よさを感じることができるライティングになります。

協働

フリーランスのコピーライターとは違い、UXライターはチームメンバーとコミュニケーションを取りながら、チーム間で協力していく仕事になります。 コミュニケーションがうまく取れていないと、言葉とデザインが別の方向に進んでしまい、例えそれぞれはクオリティが高いものであっても、そのサービス全般を使うユーザーにとっては心地悪いものになりかねません。

UXライターはUXデザイナーと同様に、そのサービスの大事な根幹を担う大事な仕事となるので、時には部署の垣根を越えてコミュニケーションを図り、プロジェクトを推進させていく力を発揮する事が求められます。

UXライターが企業に求められていること

UXライターの仕事内容やどのような職種であるかはお分かりになったと思いますので、ここでは企業がUXライターにどのようなことを求めているのかを見ていきたいと思います。

教育的バックグラウンド

ものを書く上での教育的なバックグラウンドはほとんどの企業から求められます。

実際のUXの役割とは異なっていたとしても「書くこと」にどれだけ関りを持ってきたかを問われることが多いようです。それは例えばジャーナリズムや技術ライティング、PR系ライティングなど、どちらかというとインターフェースに特化しているという事よりも、デザインやイメージをどれだけユーザーに効果的に伝えられるかが期待されているように見えます。

しかし、教育的バックグラウンドが無いからと言ってUXライターになることをあきらめる必要はありません。 アメリカでUXライターという職種に注目が集まり、Googleが募集を始めたのもつい最近の2017年3月頃です。つまり良い意味でも悪い意味でもUXライターという職種に企業が求めることはまだ曖昧であることが現実のようです。 ですので、まずはUXについてしっかり知識を身に付けることが大事であるかと思います。UXについての専門書籍も多く出版されていますので、本を読むことから始めてみるのも良いかもしれませんね。

柔軟性

前述の通り、UXライターという職種における役割はまだ曖昧な部分が多く、それだけに仕事での柔軟な動きや考えが多く求められます。ライターだからライティングのみという考えではチームのミッションを達成していく事は困難になってしまいます。UXライターでも一般的なワイヤーフレームやガイドラインを作成したり、編集における戦略プランを作成することもあるかもしれません。

つまりはライターであっても、UXチームの一員であることに重点を置き、その時々に必要な自分の役割を瞬時に判断し、広い視野で多岐にわたる業務を効果的にこなしていく柔軟性が必要になります。

魅力的なライティング

UXライティングは単にコピーライティングを行うだけではありません。ユーザー体験を生み出すためのライティング業務を行うことが仕事の内容となるため、どんなに優れたコピーを作成したとしても、それがユーザー体験の創造に繋がっていなければ、UXライターとして魅力的なライティングとは言えないのです。

ではどのようなライティングが魅力的であるといえるのでしょうか?

UXデザイナーが作るUIのデザインや、マイクロインタラクションを滑らかにしてストレスの無いものにすることで離脱率を低減する作業と同様に、コンバージョン率を上げてCTAボタンまで到達させるためには、分かりやすくシンプルでCTAボタンまでスムーズに後押ししてくれるようなコピーが必要となるのです。

現在のUIはグラフィカルなGUIだけではなく、AppleのSiriやAmazonのAlexaのように音声でコントロールするVUIが登場し、主流になっていく流れです。そこで求められるものは、単に外観の美しさや使いやすさだけではなく、ユーザーに語り掛け、体験を共有できるような「言葉」が重要となります。

つまりUXにおいての魅力的なライティングは、UX分析に基づいてユーザーのことを考えに考え、ユーザーが覚えやすく効率的で革新的なコピーを作成していくことになります。

UXライターに向いている人

ではどんな人がUXライターに向いているのでしょうか?

これはUXライターに限ったことではありませんが、最も大事なことはチームと一緒に目的達成に向けて協働していけるかどうかという事です。 UXライターは一人で部屋にこもって黙々と作業をするような仕事ではありません。毎日デザイナーやプロダクトに関わる人たちとコミュニケーションを取りながら、目的達成・問題解決に向けて協力していく仕事です。ですので、一人で黙々と作業をこなすよりも、チームで仕事に取り組むことが好きであり得意な人はUXライターに向いているといえます。

またUXライティングにおいて大事なことは、言葉そのものよりも、その言葉に込められた意味合いや意図、哲学であると言われています。つまり、自分が選択した言葉が「直感」や「なんとなく」ではなく、どういう理由でどんな意図を持ってその言葉を選んだのかをしっかりと説明できることが必要となります。

情報構造やフロー、利便性を意識して、どの情報をどのタイミングで提示するのかなどを事細かに設計し、チーム全体で共有できるように説明することが求められるので、プロダクトの設計やプロセスに理解がある人がUXライターに向いているといえるのではないでしょうか。

UXライターのこれから

UXライターはコピーライティングでユーザー体験を創る職業です。現在VUIがどんどん普及しており、スピードを上げてテクノロジーは私たちの日常生活に溶け込んできています。

その世の中のおいて、これからますます「言葉」がユーザーとサービスにとって重要なインターフェースの一部となってくることは間違いないといえます。

UXライターの仕事は幅広く、柔軟性や協調性が求められ、言語におけるバックグラウンドが重要視されるなど、様々なことを記載してきましたが、まだ注目され始めて間もない職種なので、企業がUXライターに求めることは良くも悪くも曖昧です。ですので、大事なことはUXライターという仕事を「やってみたい!」と思うかどうかなのではないかと思います。

ユーザーとサービスを言葉で共有させていくUXライター。ライターステーションではUXライターを募集しています。興味がある人は是非チャレンジしてみてください。

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