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間違った表現で文章に違和感が!ライターなら知っておきたい正しい日本語

家族や友達と話すとき、正しい文法や、間違いのない日本語表現を常に心がけているという方は少ないのではないでしょうか?

話し言葉はある程度砕けていても許される節がありますが、こと文章に関しては、少しの誤りでも違和感を覚えてしまうことがあるものです。今回は、誤って書きがちな文章表現を一挙公開!

特にライターとして人に正しい情報を届ける仕事をしている方であれば、誤表現は極力なくしていきたいですね。

ついやりがちな誤表現

まずは巷でもよく見かける誤表現を紹介します。中には、「それってNGなの!?」と驚くものもあるかもしれませんよ。

「~たり」を1回だけ使うのはNG

「今日は朝から掃除をしたりして忙しかった」

これ、NGなんです。「~たり」という表現は、必ず2回続けるのが正しい表現とされています。

「掃除をしたり」と言っている時点で、ほかにもなにかやったことがあるということ。よって、「掃除をしたり、洗濯をしたりして忙しかった」というふうに、やったことを2つ書きつつ、「~たり」を繰り返すのが正解です。

これは実に多い誤表現ですので、自分で文章を書くときにも気をつけておきましょう。

「どうゆうこと?」は話し言葉

人と話しているときに、「それってどうゆうこと?」と質問する機会はあるでしょう。文章にするときの正しい表現は「どういうこと?」です。

「どういう」が砕けて「どうゆう」になったのでしょうが、文章で書いてしまうと少々残念な印象になってしまうことも。こちらもわりと見かける表現なので、要注意です。

「ら」抜き言葉・「い」抜き言葉

「本物そっくりですが、食べれません」「イベントを開催してました」

それぞれ正しくは「食べられません」「開催していました」です。こちらも話し言葉として砕けたものが、そのまま文章になってしまったものでしょう。

個人のブログで書く日記などでは違和感がないかもしれませんが、情報発信を目的とする正式な文章を書く際にはNGな日本語です。幼稚な印象を与えてしまうこともあるため、避けましょう。

くどい!?二重表現

続いては、意味が重複してしまっている日本語表現をご紹介します。どれも日常的に、ごく普通に使っているかもしれない言葉ばかりですよ。

違和感を感じる

違和感という言葉には「感」が入っていますので、「違和感を感じる」は「感」が重複しています。違和感とくっつける言葉として最適なのは「~を覚える」や「~がある」です。

「〇〇感」という言葉と「感じる」はなにかとセットになって使われがちですので、気をつけましょう。

一番最初に、まず最初に

「最初」という言葉は「いちばんはじめ」という意味です。

これに「一番」や「まず」という言葉をつけてしまっては、「一番の一番!」と言っているのと同じことになってしまいます!

「まず最初にこちらをご覧ください」ではなく、「まずこちらをご覧ください」で意味としても充分伝わりますし、すっきりしますよ。

ダントツ一位

これは本当によく耳にします!そもそも「ダントツ」は「断然トップ」の略語だということをご存じでしょうか。

「ダントツ」の時点でトップなので、一位は余計です。筆者的には、聞いたときにもっとも違和感のある言葉No.1かもしれません。

あとで後悔

テレビを見ていて、ごく当たり前のように聞く言葉ですが誤りです。

「後悔」という言葉に「後(あと)」という漢字が含まれるので、わざわざ「あとで」とつけなくても問題ありません。「頭痛が痛い」「骨を骨折した」と同じようなだぶり感のある言葉ですね。

各○○ごと

「各」も「ごと」も、複数のものに対して「それぞれ」という意味で使う言葉ので、いずれか片方使えば大丈夫です。

「各グループごとに準備してください!」なんて、学校ではごく普通に聞きそうですよね。しかし、厳密に言うと誤表現なので、注意しましょう。

約〇〇分ほど

こちらも上記と似ていますが、「約」「ほど」ともに「だいたい」「おおよそ」という意味の言葉です。片方使っていれば正しい日本語として成立します。

念には念を…という気持ちから「会場へは駅から約5分ほどで到着します」なんて使ってしまいそうですが、少しくどい印象を与えてしまうかもしれませんよ。

よかれと思って…過剰な敬語

最後に、ついうっかり使ってしまいそうになる、過剰な敬語を取り上げます。丁寧に表現しよう…と心がけるあまり、反対に失礼な表現になってしまうこともあるため、日頃から気をつけておきたいですね。

「させていただく」の乱用に注意!

たとえば、あるイベントを取材したこんな記事があるとします。

「本日は、とあるイベント取材をさせていただくため、〇〇県△△市にやってきました。一般の参加者と一緒に楽しい企画にも参加させていただきましたので、レポートさせていただきます!」

いかがでしょうか。「させていただく」が何度も出てきて、しつこい感じがしますよね。

しかしこれ、案外誰もがやってしまいがちな表現なのです。そもそも「させていただく」は、相手から許可をもらって、遠慮しながらなにかを行うときに使うべき言葉です。

上記の例文であれば、以下のように言い換えるのが適切でしょう。

「本日は、とあるイベント取材するべく、〇〇県△△市にやってきました。一般の参加者と一緒に楽しい企画にも参加させていただきましたので、レポートします!」

取材スタッフが一般の参加者とともに企画に参加したという点に関しては、おそらく許可を得て実現したものだと推測されます。よって、もともとは3回も使われていた「させていただく」を、1回まで減らすことができました。

「させていただく」の乱用は、誰しも無意識にやってしまいがちなので、書き終わった文章を一度読み返してみることをお忘れなく。

「高齢者の方」は重言

「高齢者」に人を表す「者」が入っているため、「方」は不要です。

表現的には「高齢者」だけでも問題ありませんが、そっけない感じがするのであれば「ご高齢の方」などと言い換えてみてはいかがでしょうか。

おそらく、より丁寧に…という気持ちが前に出た結果生まれた言葉なのでしょうが、正式な文章でもよく見かける誤表現です。

役職+様は「様」が重複しているのと同じ

目上の相手を敬う気持ちを表現した結果、「社長様」「部長様」というなんだかヘンテコな表現をしてしまっている文章をまれに見かけます。

社長や部長といった役職名には、「様」と同様に敬称の意味も成しているのです。要するに「○○様様」と言っているのと同じこと。

「○○社長」という言い方にどうしても抵抗があるのなら、「△△会社社長 ○○様」といった具合に、役職と名前を分け、名前に「様」をつけましょう。

まとめ

いろいろとご紹介しましたが、中には「これ、普通に使っていた!」と驚く言葉もあったのではないでしょうか?正しい日本語表現はリズムがよく、読んでいて気持ちがよいもの。

ライターとして、人に読んでもらう文章を書くときには、今回ご紹介した誤表現に目を光らせてみてください。無意識に書いてしまいがちな言葉もあるので、要チェックです。

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神村 綾乃

Blogger : 神村 綾乃

2018年1月よりフリーライターとして独立。得意分野は「婚活」「結婚」「人間関係」。デジタルネイティブのためなんでもすぐ調べる癖あり。スマホは親友。知らない分野の記事執筆でも、一旦挑戦してみることにしている。モットーは「思い立ったが吉日」