人とコミュニケーションを取りたいときや、誰かの近況を知りたいとき、SNSを活用する方は多いことでしょう。
日常で起こったことを、日記を書くようにまめに投稿する方もいれば、ただの連絡手段として活用している方まで、SNSの使い方は人それぞれです。
ところであなたは、SNSのアカウントをお持ちですか?たくさんのSNSが存在するいま、どれかひとつくらいは持っているという方がほとんどではないでしょうか。
今回は、わたしたちの生活の一部となりつつあるSNSについて発信する、SNSライターをピックアップ!メジャーなSNSの特徴に触れつつ、SNSライターが書くべき記事とはどんなものか、掘り下げていきます。
メジャーなSNSの種類と使い方
まず、現代においてメジャーなSNSを4つご紹介します。それぞれの特徴を知れば、各SNSはどんな場面で使い分けられるものなのかが見えてくることでしょう。
日本に2010年へと上陸したFacebookは、実名制での登録が義務付けられているのが大きな特徴でした。
それまで日本で流行してきたSNSは、偽名やハンドルネームでの登録が可能なものばかりだったため、当初は実名登録に抵抗を覚える方も多いらっしゃったのではないでしょうか?
投稿文字数に制限がなく、写真の載せ方も枚数によってスライドショー投稿、アルバム投稿といった形を選べるため、内容によって見せ方を変えることが可能です。
Facebookページを作成すると、解析ツールを利用できるようにもなるため、ビジネスシーンで利用されることも多くなっています。30~40代の利用者が中心です。
140文字という限られた文字数で情報を発信するSNSです。企業アカウントや芸能人の公式アカウントも実にたくさん登録されており、気に入った投稿はいいねやリツイートで簡単に拡散することができます。
たくさんの方に投稿内容を拡散してもらうためには、140文字という短文でいかに簡潔に情報をまとめ、分かりやすく発信できるかというセンスが問われます。
日本に上陸したのは2008年で、利用年齢層は若く10代が中心です。 多くの方が登録していますが、中にはただ日常で感じたことを独り言のように呟く目的で利用している方もいれば、自分では呟かず、他者の情報を得るためだけにアカウントを持っている方も多くいらっしゃいます。
LINE
言わずとしれた無料通話・メールアプリです。SNSといわれてもピンとこない方が多いかもしれませんが、タイムライン機能で近況を投稿できたり、企業や芸能人が情報発信したりできる機能を備えているので、SNSに分類されます。
現代においては、連絡手段としてLINEを活用するのがもはや当たり前にもなりつつあります。中には、メールソフトやキャリアメールはほぼ使わないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
2011年にサービスをスタートし、現在の国内利用者数は7,600万人にのぼるのだとか。10代から60代まで、幅広い年齢層から親しまれているSNSだといえるでしょう。
Instagram最大の特徴は、投稿するにあたって写真を必ず1枚以上つけなければいけないという点。よって、投稿内容の主役はあくまで写真です。
投稿に文章を載せることももちろんできますが、写真についての説明や、写真を引き立てるために文章を添えるといったイメージが強くなります。
日本に上陸したのは2014年で、ここまでご紹介したSNSの中ではもっとも歴史が浅いといえるでしょう。
なお、FacebookやTwitterでは、気に入った投稿をシェアやリツイートすると、自分の友だちにその情報が拡散されていきます。しかしInstagramには、そのような機能がありません。
それを補うために、Instagramでは投稿に対して検索用のハッシュタグを複数つける文化が広まっていきました。
たとえば行きつけのカフェでお気に入りのスイーツを紹介する投稿をするとします。そんなときは「#カフェ」「#〇〇駅から徒歩すぐ」「#スイーツ」「#濃厚な味わい」「#とろける口どけ」など、その投稿を表すハッシュタグをつけます。
このハッシュタグをうまく活用することで、たくさんの人に見られる記事を投稿することが可能になるのです。
SNSライターはどんな記事を書く?
続いて、SNSライターが取り扱う記事について解説していきます。日頃からSNSを活用している方なら、誰でもSNSライターになれるチャンスがありますよ!
SNSを使って情報を発信!
ここまでご紹介したとおり、SNSにはそれぞれ特徴があります。Twitterなら、短文にさまざまな情報盛り込む必要があります。Instagramなら、写真をメインとしてそれを引き立てるキャッチーな文章を書くことが求められるのです。
実際にSNSを使って情報を発信するライターになるのなら、まず重要なのは各SNSの特徴と強みを知ること。自分が利用するSNSにとって最適な文章がどんなものかを考え、記事を執筆する技術が問われることを覚えておきましょう。
さまざまなSNSの特徴を説明する記事
SNSライターといえど、情報を発信する媒体は必ずしもSNSではない場合があります。 たとえば、「Facebook 使い方」とネット検索すれば、Facebookの使い方や歴史、アカウントの登録・退会方法など、Facebookのハウツー記事がヒットするはずです。
ハウツー記事を書くためには、そのSNSについて詳しい必要があります。 このようなSNS初心者向けのお役立ち記事を書くのも、SNSライターの役目です。
SNSを利用する楽しさ・危険性を解説する記事
SNSを利用して近況を投稿したり、趣味の合う人同士で集えたりすることは、とても有意義なことです。実際に筆者も、SNSで10年ぶりに友人と再会し、学生時代には気づけなかった共通点を見つけることができたといううれしい経験がありました。
このようにSNSには、簡単に他人とのつながりを持てるというメリットがあります。
しかし、非常に残念なことではありますが、SNSを悪用した犯罪がたくさんあるのも事実です。 また、ときどきニュースにもなりますが、SNSを使ったイジメ問題も深刻となっています。
SNSライターとして情報を発信するなら、このメリットとデメリット、危険性も、正しく伝える義務があります。 正しく、安全にSNSを活用するための情報を発信することで、悲しい事件やさまざまな問題を減らすことにもつながるかもしれませんね。
SNSライターはどんなことに気をつけて記事を書くべき?
よい面も悪い面もあるSNSですが、SNSライターとして記事を書く上で気をつけるべきこととはなんでしょうか?大事な部分なので、じっくり解説していきます。
SNSで情報発信する上でもっとも怖いのは…
SNSの強みは、なんといっても「拡散力」です。指先ひとつでいいねやシェア、リツイートができ、それがSNS上の友だちから友だちへとどんどん広まっていきます。
ただし、拡散されるのは必ずしもよい情報ばかりではありません。 一時期、飲食店で従業員や客が非常識な行動をし、おもしろおかしくSNSに掲載したことで拡散してしまうという問題が続いたことがありました。
これはいわゆる「炎上」というもの。炎上するとまたたく間に情報は広がります。そして最悪の事態として、投稿者の本名や学校・職場が特定されてしまうこともあるのです。
これが企業アカウントであれば、世間からの信用を失ってしまう可能性も充分にあり得るでしょう。
SNSを利用する上でもっとも気をつけなければならないのが、この炎上なのです。
投稿した記事を炎上させないために
SNSでの投稿を拡散させるためには、その投稿を見た人が「まわりの人にも教えてあげたい!」と思えるおもしろさやインパクトがあることが重要となります。
このおもしろさやインパクトを履き違えて、悪ノリしてしまったり、世間的に非常識なことを言ってしまったりすると、それが炎上のきっかけになることも。
SNSライターとして記事を投稿する前には、「この記事を読んで不快になる人はいないだろうか」をしっかり見つめてみましょう。自分以外の目を通すために、他人に校正してもらうのもおすすめです。
SNSでおもしろい記事を書く方法とは
SNSでの情報発信に慣れないうちは無難な投稿を行い、まず世間の反応を見ましょう。 その中でときどきキャラ付けをした投稿をしてみたり、一歩踏み込んだことを言ってみたりしながら、ポジティブな反応とネガティブな反応、どちらが多いかを伺います。
それを繰り返す中で、そのアカウントには個性が生まれ、いいねやシェア、フォロワーが増えていくのです。
どんなライターでも、最初からおもしろい記事を書ける方はなかなかいないのではないでしょうか? 読者の反応が見られるというSNSの強みを活かしながら、少しずつおもしろい記事を書けるように成長していきましょう。
SNSライターとして一人前になるために
最後に、一人前のSNSライターとして成長するためにおすすめの方法をご紹介します。これからSNSライターを目指す方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
日頃からSNSの使い方に慣れておく
実際にSNSを利用して記事を書く場合にも、ブログや紙媒体でSNSについて解説する場合にも、まずはそのSNSに詳しくないといけません。 利用するSNSのアカウントを持っていない場合は、まず登録し、ひと通り使ってみましょう。
利用する中で、「この機能はほかのSNSにはないものだな」「こんな記事を投稿すると読者からの反応がよくなるんだな」など、さまざまな気づきがあるはず。
使い方に慣れれば慣れるほど、よりクオリティの高い記事を書けるSNSライターになっていくことでしょう。
SNSライターを募集している企業への就職を目指す
近頃は、企業として公式SNSアカウントを持っているところもたくさんあります。
しかし、社内にSNSを使いこなせる人がいない場合は、そのアカウントを有効に活用できていないことも。 長らく新規の記事を投稿しないまま、アカウントが停止状態になっているとというのもよくあることなのです。
そういった会社は、ときにSNS運用ができるライターを募集することがあります。 SNSを日頃から使っており、ライター業にも興味があるのなら、このような求人に応募してみてはいかがでしょうか。
実際にSNS運用を行うのが、SNSライターとして成長する一番の近道です。きっと会社からも重宝されることでしょう。
ライターステーションでもSNSライターを募集中!
ライターステーションでは、SNS用の記事が書けるライターを随時募集しています。SNSごとの特徴に合わせた記事が書ける方はもちろん、これからSNSライターを目指したいという方でも、どしどしご応募ください。
ライターステーションへの登録はとっても簡単! まずはフォームに氏名とメールアドレスを入力して送信。その後、応募手続きURLが届いたら、自分の経歴や実績、連絡先情報とともに、テーマに沿った課題文を提出します。
これに合格すれば、あなたもライターステーションの一員です!
まとめ
SNSは、現代人にとって必須ともいえるツールです。 世間にSNSが浸透している昨今、SNSライターの需要は今後も高まっていくことが予想されます。
利用にあたっては、よい面もあれば悪い面もあることをしっかりと理解し、有効に活用できるよう知識を深めましょう。
ライターステーションでは、正しく、安全な情報発信ができるSNSライターを求めています。気になる方はお気軽にご応募ください!
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